JR東日本は、2021年度大晦日から元日にかけて、山手線や京浜東北線など首都圏の9路線で終夜運転を実施します。
2020年度は新型コロナウイルス感染防止のため国や自治体から要請があったことなどを受け、全線で終夜運転の実施が取り止められました。計画通り実施されると2年ぶりの終夜運転となります。対象区間では2021年12月31日(金)大晦日の終電後から2022年1月1日(土・祝)元日の始発前まで臨時列車が運転され、初詣などのお出かけの利便性が図られます(終夜運転実施区間の路線図と概要は下図を参照)。
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山手線は内回り・外回りとも1:00頃〜5:00頃まで、約15分間隔で臨時列車が運転されます。京浜東北線(桜木町駅〜大宮駅間)、中央線快速(新宿駅・三鷹駅〜高尾駅間)、中央・総武線各駅停車(三鷹駅〜千葉駅間)、埼京線(大崎駅・新宿駅〜大宮駅間)、総武本線・成田線(千葉駅〜成田駅間)でも終夜運転が実施されます。
そのほか、青梅線は立川駅〜御嶽駅間で上下各2本の臨時列車が設定されます。高崎線は上野駅発・籠原駅行の下り2本のみの運転です。また、湘南新宿ライン(横須賀線)は逗子駅・大船駅〜大宮駅間で約60分間隔で終夜運転され、大宮方面列車のうち2本は小山駅行または宇都宮駅行として宇都宮線に直通します。
なお、2019年度まで首都圏は13路線が終夜運転の対象となっていました。2021年度は京葉線、常磐線、成田線(我孫子駅〜成田駅間)などでは終夜運転は実施されず、大晦日も通常の終電時刻までの運転となります。